SA3’s diary

ハースストーン 闘技場(アリーナ)

ミルダムの件でいただいた意見と移籍をしない理由

今回の件に関していただいた意見と、僕の考えを書いていきます。

・いただいた意見について
ミルダムの移籍オファーに関して、配信中のコメント、ツイート、DMで様々な意見をもらいました。ありがとうございました。その意見は大別すると3派にわかれるようです。

①ミルダムが気に入らないから反対
②闘技場コミュニティへの影響が心配だから反対
③収入を得ることは良いことだから賛成

それぞれについて、僕の考えを書いておこうと思います。

①ミルダムの手法
まずミルダムから話を貰った時点で僕が考えていたのは②と③についてで、①のようなことは考えていませんでした。しかし実際に話を聞いてみると想像以上に①の方が多い印象です。道理を重視する方やツイッチのファンがが多いのでしょうか。あるいは趣味であるゲームに金銭的な事情を絡めてほしくないのでしょうか。価値観の問題になるので難しくはなりますが、形はどうあれ収入が増えれば、その界隈にプラスの影響をもたらすこともできるので、こういう話が配信者に来るのは良いことだと僕は考えています。詳しくは③で書きます。


②闘技場の未来
闘技場コミュニティは非常に狭く、少しのことで揺らぎかねないので波風を立てないでほしいという主旨の意見も多くもらいました。僕がミルダムに移籍した場合の影響がそこまで大きいのかは今でも疑問ですが、悪影響を及ぼす可能性があるのは事実です。しかしそもそも闘技場に先はあるのか、という問題があります。あまりネガティブなことは書きたくありませんが、最近のブリザードの姿勢を見ていると今後は不安だらけです。どうせ衰退が避けられないモードなのであれば、そのコミュニティへの影響まで考える義理はあるだろうか、とも考えました。ただ結局は、自然に衰退していくのは仕方が無いとしても、自分でダメージを与えて死期を早める可能性があることはしたくない、というところに落ち着きました。今後状況が改善する可能性が低くても、僕は闘技場の明るい未来を諦められそうにありません。


③収入
収入を得ることで選択肢を広げたりモチベーションを高めたりすることができるので賛成だ、という意見も散見されました。収入が増えれば、その収入を宣伝方面に使うこともできます。例えば闘技場をメインにしたイベント開催の費用に当てたり、サラチキ杯のスポンサーになって賞金を何倍かにしたり、動画編集の知識がある方に収入を分配してYouTube用の動画を作成してもらったりすることができます。間口を広げれば、そこから入ってコミュニティに定着する人もいるでしょう。(本気で闘技場コミュニティに人を増やしたいのであれば、これらの活動に手を出すべきかもしれませんが、僕はそこまではしません。ただ、人によってはそういう方向に進むこともできる、という話です。) また、その界隈で収入を得ている人が居れば、自分も収入を得ようとして配信を始めたり、上位を目指したりする方が増え、自然とその界隈に人が増えます。こうした目的でゲームをする人を不純だと捉える方もいるでしょうが、人口が増えるのは良いことだと思います。


・まとめ
今回の件は改めて色々と考えるきっかけになりました。あれこれ書きましたが、結局は②の最後の一文が全てで、闘技場ファンの一人としてこういう結論になりました。そもそも今回のお誘いが来たのはおそらくツイッチパートナーだからで、パートナーになれたのは様々な方のおかげなので、これでいいと思います。最後に、ミルダムからのオファーは丁寧かつ魅力的なものであったこと、今後ミルダムへ移籍する方を見かけた場合は③の理由で僕は応援することを記しておきます。また、金銭が絡む話題を表に出したこと自体を不快に感じた方へはお詫びしますが、個人的はどうしても必要な過程であったことをご理解ください。それでは、長々とお読みいただき、ありがとうございました。

ドラゴン年の闘技場ランキング集計

ドラゴン年(2019年度)の闘技場ランキング(アジアサーバー)を集計しました。
各回の成績を合計したものを年間成績として、1位~502位まで順位付けしてあります。
「8・9月」「10・11月」のランキングは発表されていないため、集計の対象は「4・5月」「6・7月」「12・1・2月」「3月」のランキングです。
(成績が同じ場合はアルファベット順にならんでいます。)
(同じ回に同名で複数ランクインされている方は集計対象外としました。)
(集計ミスがありましたらご指摘ください。)

1 UI30 33.43
2 SA3 31.57
3 Lollypop 31.23
4 poko 30.24
5 pom 30.17
6 Zeal 29.60
7 막장라이츄 29.53
8 izukei 28.90
9 EastBeast 28.56
10 サラダチキン 28.50
11 Kuromame 28.37
12 takekeke 28.30
13 冰可乐丶稻哥 28.21
14 金華猫 28.00
15 okazuya 27.71
16 sly 27.47
17 ado 26.67
18 rizotto 26.39
19 KoheiTime 26.37
20 オラマト 26.19
21 hyazawa 22.53
22 バトルフロッグ 22.33
23 트라우맛 22.20
24 crow 21.84
25 Sato9kado 21.74
26 pinata 21.30
27 こよみ 21.30
28 Olimpico 21.23
29 Marvel 21.13
30 竜の踊り 21.10
31 rabi 20.63
32 로토 20.47
33 rumbleholic 20.30
34 eaken06 20.03
35 난정우야 19.93
36 クイント 19.83
37 setukiti 19.77
38 ATD 19.77
39 킬린 19.59
40 kokuraasahi 19.50
41 DDUPDDEP 19.30
42 oO1412Oo 19.27
43 ピカソ 18.77
44 Boozor 17.03
45 casanova 15.93
46 あれっくす 15.83
47 弁天 15.77
48 セミコロン 15.53
49 MeowBigDog 15.47
50 蜜柑色 15.43
51 paremin 15.27
52 しらいし 15.20
53 アァァァ 15.16
54 A37 15.10
55 meguru 14.90
56 喵星人丨殇忍忍 14.90
57 せじゅ 14.87
58 GhostDragon 14.83
59 takas 14.80
60 RULE 14.77
61 wassy 14.70
62 옴닉촌장 14.70
63 無残 14.60
64 kuruto 14.53
65 PESUMITO 14.53
66 cropher 14.47
67 Lsbmorn 14.47
68 enken 14.43
69 牛逼統粉 14.43
70 moria 14.40
71 인생의걸림돌겜 14.40
72 ANTINOMY 14.40
73 Pariiksan 14.34
74 HuRu 14.30
75 おもち忍者 14.30
76 (ry 14.03
77 馬のチンチン 13.90
78 dks1234 13.87
79 EMS10 13.87
80 iSERAiiCOREi 13.84
81 Januzaj 13.83
82 PSY 13.80
83 hatashin 13.77
84 ふとすぎ 13.77
85 lsk 13.70
86 OZy 13.70
87 タンザナイト 13.57
88 Spooky 13.56
89 千夜 13.53
90 ぱっちぃー 13.53
91 hiro 13.50
92 百鬼 13.50
93 상추 13.50
94 Flare 13.46
95 ele6 13.40
96 awai 13.40
97 むくちぃ 13.40
98 Stormz 13.37
99 phoenix 13.33
100 sohard2name 13.26
101 donovan 13.17
102 청솔희 13.16
103 kzy1006 13.04
104 gouto 13.03
105 Genuine 12.97
106 ノブロー 12.97
107 dreads 12.90
108 気難しい子猫 12.87
109 TAKU 12.84
110 Sai 12.80
111 saki 12.80
112 Qliphort 12.76
113 nagare 12.73
114 じょーねつ 12.64
115 こうちゃん 12.60
116 Tomtom12 12.53
117 まめ 12.50
118 워터뱅크 12.50
119 Armis 12.47
120 hukasi 12.46
121 poteto 12.46
122 chestnut 12.36
123 거대드워프 12.30
124 ひのの 12.06
125 katsuominato 12.00
126 fuelgarana 11.90
127 kyoh4n 11.90
128 샬롯 11.70
129 리얼치즈 11.57
130 ABA 9.03
131 flat 8.60
132 不思議なノーム 8.17
133 Gorillaz 8.07
134 NoxNoctis 8.07
135 ひなない 8.00
136 RainEgg 7.97
137 aiueo700 7.90
138 l1l1l1l1l1 7.90
139 たらば 7.90
140 Daimon 7.87
141 アズモ 7.77
142 리신 7.70
143 Isherwood 7.67
144 kolst 7.67
145 Xavier 7.67
146 는너 7.63
147 Toyota 7.57
148 nobel 7.53
149 臭臭地精 7.53
150 주니 7.53
151 copyMhead 7.50
152 LovelyCircle 7.50
153 원피스 7.50
154 UNIQUE 7.47
155 テオ 7.43
156 oGURLz 7.40
157 PamelaP 7.40
158 Cho 7.33
159 鐵之貝克 7.33
160 유령개 7.33
161 RAK 7.30
162 邪鬼王 7.30
163 被遺忘的過客 7.30
164 샤인 7.30
165 홈런왕 7.30
166 nuinui 7.27
167 nutcrack 7.27
168 覚醒者 7.27
169 緋花炫舞 7.23
170 Ronoo 7.20
171 tanuki 7.20
172 天神再臨 7.20
173 徵公養我 7.20
174 bidc 7.17
175 ggg4 7.17
176 Tham 7.17
177 Yuioa 7.17
178 にすけ 7.17
179 もりだく 7.17
180 liov 7.13
181 OMEplay 7.13
182 poe 7.13
183 Yehshu 7.10
184 만회 7.10
185 악동 7.10
186 촤촤촨 7.10
187 DasHnSoNic 7.07
188 Duyyy 7.07
189 Grandmeister 7.07
190 airdo 7.03
191 rik 7.03
192 あすなろ 7.03
193 こなみかん 7.03
194 ずるけん 7.03
195 BLACKRX 7.00
196 Hal 7.00
197 Kit 7.00
198 vuHD 7.00
199 イワキング 7.00
200 はいし 7.00
201 呂春盛 7.00
202 갓녕갓녕 7.00
203 Fragarach 6.97
204 Hellmony 6.97
205 hsumoo 6.97
206 YIN 6.97
207 モッツァレラ 6.97
208 부승현 6.97
209 스타 6.97
210 즐겜유저김한조 6.97
211 Eugene 6.93
212 nohito 6.93
213 Pete 6.93
214 VICK 6.93
215 zakokku 6.93
216 Zid 6.93
217 あんころもち 6.93
218 サクセス 6.93
219 にう 6.93
220 零1234567 6.93
221 그란도시즌 6.93
222 스키아 6.93
223 andy 6.90
224 nanana 6.90
225 PattyCakes 6.90
226 VitaminC 6.90
227 WiNnEr 6.90
228 キャラメル 6.90
229 전설 6.90
230 anchovy 6.87
231 b3302828985 6.87
232 Bodaybo 6.87
233 Jeffery 6.87
234 Narutema 6.87
235 Orm 6.87
236 蓮根 6.87
237 Eric 6.83
238 narta 6.83
239 모자란놈 6.83
240 Cganta 6.80
241 便所コオロギ 6.80
242 다크 6.80
243 MeowHaoqi 6.77
244 nksk 6.77
245 Probe 6.77
246 混沌美女安娜蘿絲 6.77
247 謎のイカ 6.77
248 并不后悔 6.77
249 노블님 6.77
250 더스틴 6.77
251 fishcoffee 6.73
252 Renge 6.73
253 RustamB 6.73
254 Yoshiris 6.73
255 デデンネ 6.73
256 배반낭자 6.73
257 blue 6.70
258 cha 6.70
259 kazunoko 6.70
260 MinPlen 6.70
261 Watermelon 6.70
262 Yugioh 6.70
263 送你上山頭 6.70
264 提姆 6.70
265 이재용 6.70
266 BIGboy 6.67
267 dionysus 6.67
268 ハク 6.67
269 愛奶罩 6.67
270 煞氣阿翔 6.67
271 메론향캔디 6.67
272 Hong 6.63
273 K3yusha 6.63
274 KCC 6.63
275 Ozing5 6.63
276 トラス 6.63
277 白鍬 6.63
278 DeathG0d 6.60
279 harmy 6.60
280 Hellscream 6.60
281 NoTD 6.60
282 oooasa 6.60
283 Polaris 6.60
284 PunkNDrublic 6.60
285 Spiritlink 6.60
286 Vizsla 6.60
287 たも 6.60
288 洩霆瘋 6.60
289 鋼琴殺手 6.60
290 南詩桐 6.60
291 马眼杀手 6.60
292 뚜뚜락 6.60
293 할라피뇨 6.60
294 Kurz 6.57
295 mrchildren 6.57
296 Rustproof 6.57
297 SeDanDa 6.57
298 AYAYA 6.53
299 November 6.53
300 낭천 6.53
301 승호 6.53
302 kitagawa 6.50
303 pcm403 6.50
304 stock 6.50
305 YNWA 6.50
306 신도림동 6.50
307 BattleTeg 6.47
308 kaunju1211 6.47
309 PIG7241 6.47
310 sengoku 6.47
311 Underr8d 6.47
312 うたぼー 6.43
313 대난 6.43
314 조치원폭격기 6.43
315 CES 6.40
316 EyeTERRORIST 6.40
317 Laglkk 6.40
318 Remyu 6.40
319 Mukoubuti 6.37
320 사이토히메아 6.37
321 작명가 6.37
322 진선우 6.37
323 Alan6030 6.33
324 Igor 6.33
325 JimmyJump 6.33
326 kyoton 6.33
327 shng 6.33
328 ながさん 6.33
329 眠たげなクマ 6.33
330 점유 6.33
331 참고말고할거없고 6.33
332 alex 6.30
333 steeloslave 6.30
334 아이샌드 6.30
335 안홍 6.30
336 rin 6.27
337 はぐりん 6.27
338 징징이 6.27
339 Arang 6.23
340 Hero 6.23
341 kuo 6.23
342 kurumi33 6.23
343 saku 6.23
344 Silent 6.23
345 Tetra 6.23
346 ちねんぶた 6.23
347 幻影乂夜 6.23
348 道帥 6.23
349 浮雲 6.23
350 kinoita 6.20
351 사커킹게일 6.20
352 성재 6.20
353 koma 6.17
354 LILAC 6.17
355 mandy704 6.17
356 ShadowStorm 6.17
357 sylfeed 6.17
358 tmpt 6.17
359 星刈アンドゥイン 6.17
360 리시앙 6.17
361 진리 6.17
362 화람 6.17
363 힐링 6.17
364 Archon 6.13
365 Doz 6.13
366 Keymanhs 6.13
367 夜貓 6.13
368 라시드 6.13
369 바람의조카 6.13
370 운칠기삼 6.13
371 하승원 6.13
372 feelsbatman 6.10
373 GuruOfWeed 6.10
374 handsomeguy 6.10
375 kaji 6.10
376 lmjb 6.10
377 parumera 6.10
378 Sunao 6.10
379 Thither 6.10
380 まちゃく 6.10
381 恩啾啦卑鄙 6.10
382 孔雀 6.10
383 十六夜 6.10
384 春風 6.10
385 BvF 6.07
386 McNulty 6.07
387 pandoraosiri 6.07
388 phosphoros 6.07
389 songken 6.07
390 sop1313 6.07
391 zqwyx777 6.07
392 Zuka 6.07
393 ペリー 6.07
394 췍디스아웃 6.07
395 LWko 6.03
396 Noover 6.03
397 미르 6.03
398 쿠쿠엠버 6.03
399 크툰 6.03
400 cocoa 6.00
401 Crazylife 6.00
402 Hyro 6.00
403 kmknaya 6.00
404 Kontou 6.00
405 MindReader 6.00
406 renne 6.00
407 rewind 6.00
408 rhythm 6.00
409 taboooo 6.00
410 whatigot 6.00
411 風変オ 6.00
412 라리루레로 6.00
413 서서 6.00
414 교사외길 5.97
415 사망 5.97
416 어쳐 5.97
417 형다미 5.97
418 EvilChowChow 5.93
419 LoreWalker 5.93
420 Scorpio 5.93
421 イキリト 5.93
422 小華姐 5.93
423 인사하면받아줘 5.93
424 초보에요 5.93
425 kchh 5.90
426 mei 5.90
427 Wozmffls 5.90
428 yun4823 5.90
429 陳晨 5.90
430 미스터코리안 5.90
431 송지효 5.90
432 스키마 5.90
433 CME 5.87
434 공구리 5.87
435 이인수 5.87
436 FINK 5.83
437 lucky 5.83
438 vincentslee 5.83
439 까다로운저그 5.83
440 asTeen 5.80
441 bussstop 5.80
442 Buu 5.80
443 テンツキ 5.80
444 kangyoo 5.77
445 mumupon 5.77
446 Pepper 5.77
447 Volar 5.77
448 Vurix 5.77
449 ゆうひ 5.77
450 Promise 5.73
451 RaiDa 5.73
452 speed 5.73
453 누가힐러좀해봐 5.73
454 Issaccheng 5.70
455 PoTsung 5.70
456 Rebellion 5.70
457 ゾーマ 5.70
458 マッチョ 5.70
459 기생충 5.70
460 DAR3N 5.67
461 Malaka 5.67
462 vkfksWjdgh 5.67
463 セータ 5.67
464 てけや 5.67
465 서댕 5.67
466 유령 5.67
467 CrazyCat 5.63
468 Handsome 5.63
469 jason 5.63
470 pipe3333 5.63
471 shik 5.63
472 yukin 5.63
473 레오파 5.63
474 자도자도졸립다 5.63
475 Nick 5.60
476 SAM 5.60
477 sunnybike 5.60
478 whwjdgus 5.60
479 一只小丧尸 5.60
480 같이놀자 5.60
481 망고 5.60
482 순간이동 5.60
483 어페어 5.60
484 염자얼굴개미 5.60
485 babywolf 5.57
486 CHANGMO 5.57
487 ChiehYi 5.57
488 Waterrupt 5.57
489 平成ぱぴぷぺぽ 5.57
490 넌나못이겨 5.57
491 gengar 5.53
492 mattpoon 5.53
493 Norwich 5.53
494 pump 5.53
495 sita 5.53
496 내이름은안동현 5.53
497 마크 5.53
498 Hearthstone 5.50
499 ManMan 5.50
500 SHAQFU 5.50
501 신세계의패왕 5.50
502 프리스타일 5.50


  
集計対象外 瘋狂貓咪 KenRush 

 

 

よくある質問

 

配信中に何度か聞かれた質問をまとめておきます。この記事は随時更新していきます。

SA3について

名前の由来は? 読み方は?

別のゲームで使っていたW22SA(だぶりゅーにーにーえすえー、昔の携帯電話の機種名)というハンドルネームが元になっています。読みが長かったので省略してSAになり、以後別のゲームに移るたびに2代目のSA2、3代目のSA3と増えていき、今に至ります。読み方は(えすえーすりー)です。

構築はやらないの? 他のゲームは?

構築はハースストーンを始めたばかりの頃に半年ほど(2016年4月~9月頃)やっていました。それ以降はカードバックをもらうために月に5勝するだけになっています。掛け持ちが苦手なため、今は他のゲームはやっていません。

HSReplayについて(勝率データについて)

ピック時に出ている数字は何?

ピック時に画面に出している勝率データはHSReplayというデータサイトのものです。こちらでは膨大なデータに基づく勝率データが公開されています。個人では気づけない要素を発見したり、勘違いに気づいたりすることができるので、上手く活用すれば勝率を上げることができます。いちいち検索するのが面倒という場合はHearthArenaのアプリを使えば自動で画面上に点数を表示できます。(こちらも悪くはありませんが、HSReplayのほうが信頼できるように感じます。)

使用時勝率を見ないでデッキ勝率を見るのはなぜ?

使用時勝率は活用するのが非常に難しいデータだからです。使用時勝率はカードの特徴によって実際の強さよりも高く出やすい場合と低く出やすい場合があり、カードごとに補正を入れる必要があります。例えばメイジのパイロブラストは使用時勝率が70%以上あり、メイジで最も高い数字になっていますが、当然最強カードではありません。止め用のカードであるがゆえに「使用した場合は勝つ=負け試合では使用せずに投了する場合が多い」ということで、使用時勝率は過剰に高く出ます。逆に回復や挑発は不利な試合で優先的に使用されるため、使用時勝率は下がっていきます。同様の例は他にも多数(重すぎるカード、シナジー系カード等)あります。それぞれのカードにどの程度補正をかければいいのか、僕にはわかりません。
(※デッキ勝率にも補正は必要ですが、使用時勝率よりはマイルドです。詳しいことはわからないがデータは参考にしたい、という方にはデッキ勝率を見ることをお勧めします。)

複数のカードを同時に検索する方法は?

半角カンマを挟むことで可能になります。

(例)「熱気球,双暴帝,モニュ」

今どのヒーローが強い?

基本的にHSReplayのデータを信用していれば問題ありません。ただし、勝率データは日によって±1%ほどブレます。また、2%程度の差であれば得意なヒーローを優先したほうが勝てることも多いです。3%以上差がある場合は、特別な理由がない限りデータに従うのが無難です。

ピック・プレイについて

〇マナは何枚取ればいい?

ヒーロー、デッキタイプによって大きく異なります。1マナ、2マナを多く必要とする場合もあれば、逆にほとんど無くてもいい場合もあります。それでもあえて基準を書くならば、通常のミッドレンジでは2マナも3マナも5枚を目安にするといいでしょう。詳しく知りたい方には佐藤九日堂さんのブログをお勧めします。ピック・プレイ・マリガンの基礎についての記事があります。

sato9kado.hateblo.jp

 

 

トレードをする理由、フェイスに行く理由(ハースストーン闘技場)

目次
T トレードをする理由
T1 ボード
 T1‐① 有利なトレードをする(重要度A)
 T1‐② 不利なトレードを防ぐ(重要度A)
 T1‐③ 危険なミニオンを倒す(重要度A)
 T1‐④ 相手のヒーローパワーを有効に使わせない(重要度B)
T2 相手の手札
 T2‐① バフ(無敵、聖なる盾、回復等を含む)(重要度B)
 T2‐② 軽い除去(重要度B)
 T2‐③ 単体除去(重要度C)
 T2‐④ 全体除去(AOE)(重要度C)
T3 ライフ
 T3‐① 自分のライフを守る(重要度A)
F フェイスに行く理由
F1 ボード上の要素
 F1‐① トレードをする理由が無い(重要度C)
F2 自分の手札、デッキ
 F2‐① 次のターンに除去を打ちたい(重要度B)
 F2‐② 手札・デッキが軽い(重要度A)
F3 ライフ
 F3‐① リーサルが見える(重要度A)
 F3‐② 相手のライフを削る(重要度C)
 F3‐③ 自分のライフが危険(重要度B)

 

・始めに
配信でもたびたび話題に上がるフェイスorトレードについて。僕自身いまだに怪しい部分が多いので、根本的なところから見直すため、基本的な内容を整理してまとめました。ハースストーンのリリースから6年が経過し、いまさら基本的なことは聞きづらいという方も居るでしょう。そういう方々の助けになるかもしれないので、ここに公開します。ただ、場面によって答えが変わることが多すぎるため、「これだけやれば勝てる」というような単純な勝ち方は示せません。この記事で書けるのは考え方だけです。これらをもとにして、常に最善を考え続ければ少しずつ実力が上がっていく、ということだけは保証できます。

 

・闘技場における基本的な勝ち方
闘技場における最も基本的な勝ち方は、ボードにミニオンを並べて相手のライフを削ることです。ボードを制圧し、維持、強化し、相手に逆転の手段を与えず、じわじわ削る、という形が理想です。ボードを優勢にするためには、出したミニオンに最大の仕事をしてもらうためのトレードを行う必要があります。この先はトレードに焦点を絞り、強いボードをつくるために考えることを説明していきます。

 

・重要度
各項目に重要度を記載します。重要度が高い項目は行動を選択する理由として強めで、重要度が低い項目は他の理由によって無視されることも多くなります。

 

T トレードをする理由

T1 ボード
ボード上の要素(目に見える範囲のみ)で、考えるべき点を挙げていきます。このターンに自分ができるいいトレードはどれか、次の相手のターンに相手が望む行動は何かを考えて行動を選択します。

 

T1‐① 有利なトレードをする(重要度A)
「自分のミニオンによって相手のミニオンを倒し、生き残った自分のミニオンを再度トレードに使う」一言でいえばこういうことです。
(例)
相手 2/1 3/2
自分 2/3 2/4(Z)
※数字はミニオンのアタックとヘルス、(Z)は召喚したターンで動けないミニオン

※3月3日追記 ↑の(Z)は2/4がこのターン動けない、という意味です。
この場合、自分の2/3で相手の2/1を倒します。そうすると、
相手 3/2
自分 2/1 2/4
この形でターンエンドです。次のターンで相手の3/2と自分の2/1のトレードが狙えます。自分の2/3(2マナ相当)は相手の2/1と3/2(合計3マナ相当)を倒せるので、1マナ分得なトレードになります。

 

T1‐② 不利なトレードを防ぐ(重要度A)
T1‐①の逆です。次の相手のターンで相手にとって有利なトレードがあれば、それを事前に防ぎます。
(例)
相手 2/3 2/4
自分 2/1 3/2 3/3(Z)
このままでは次のターンに2/3→2/1、2/4→3/2と倒され、相手のボードに2/1が2体残ってしまいます。そこで、こちらの3/2を2/3とトレードします。このトレード自体は有利でも不利でもないトレードですが、先に挙げた2/1が2体残る場合よりは被害が小さくなっています。

 

T1‐③ 危険なミニオンを倒す(重要度A)
これは簡単です。相手のボードにナイフジャグラー、影の超越者、コバルト・スケイルベインなど、放っておくと大変なことになりかねないミニオンがいれば、それを優先的に倒します。

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T1‐④ 相手のヒーローパワーを有効に使わせない(重要度B)
(例)
相手がローグ、メイジ、ドルイドの場合
相手 2/1
自分 3/1 3/4(Z)
3/1を2/1とトレードするかフェイスに行くか、という問題です。体力1のミニオンを残すとヒーローパワー(以下ヒロパ)で倒されてしまいます。これは避けるべきでしょうか。次のターンに相手がヒロパを使いたい状況かそうでないかは、相手の手札によります。例として、相手が4マナのターンに4マナミニオンを置きたいのであればヒロパは使えませんが、4マナミニオンがおらず、2マナミニオン+ヒロパという動きをするのであれば、自然にヒロパが使えます。自分からは相手の手札は見えないので、どちらになるのかわかりません。わからないのでトレードをしてもしなくてもいいのでしょうか。それは違います。トレードをしておけば、前者の場合に損はなく、後者の場合に得をするので、こういう場合はトレードが基本です。トレードによって得が確定するわけではありませんが、得をする可能性があるのであれば、それを選ぶべきです。トレードをしなかった場合、ボード上の要素で得をすることはありません。(相手のライフが削れるメリットはあります。その点にはフェイス編で触れます。)
相手がプリーストの場合にも似たようなケースが考えられます。その場合も、相手のヒロパが有効に使えそうであれば、選択肢を潰しておくのが無難です。

 

T2 相手の手札
「相手の手札から出てくる可能性のあるカードのことを考え、被害を軽減する(ケアする)」
T1‐④で少し触れましたが、相手の手札は見えないので完璧な予測は不可能です。それでもパターンごとに対応を想定しておくことで、被害を軽減することはできます。また、相手の理想的な動きを事前につぶしておくことで、相手がやむを得ず別の弱い動きにシフトする、ということが起こります。自分が強い動きをするというのは重要ですが、相手が弱い動きになる可能性を高めることも、勝率を上げるためには重要です。

 

T2‐① バフ(無敵、聖なる盾、回復等を含む)(重要度B)
(例)
相手 2/2
自分 2/2 3/4(Z)
このような場合、自分の2/2はどうするべきでしょうか。2/2と2/2のトレードは有利なトレードではありませんし、ボードだけを見れば放っておいても不利なトレードは発生しません。しかし、相手が無敵付与、聖なる盾付与、体力上昇などを持っていた場合は、一方的に2/2が倒されてしまいます。それらを有効に働かせないため、ここはトレードが無難です。

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T2‐② 軽い除去(重要度B)
(例)
相手 4/5
自分 2/2 3/3 3/3(Z)
2/2と3/3を使って相手の4/5を倒すかどうかという問題です。これも有利なトレードではありません。放っておくと4/5で3/3が倒されますが、次のターンに相手のボードに残った4/2に2/2をぶつければ問題はありません。ではフェイスでしょうか。ここでもトレードをする理由があります。例えば相手が2/2に2ダメージを飛ばしてきた場合、次に自分は相手の4/2に3/3をぶつけないといけません。本来2/2でできた仕事を3/3でしなければならなくなり、損失が発生しています。(T2‐①で触れた聖なる盾、無敵のリスクもあり、傷ついた4/2が回復される場合もあります。)

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T2‐③ 単体除去(重要度C)
(例)
相手 6/6 
自分 8/8挑発 5/5(Z)
ここまでは序盤の話が多めでしたが、この辺りから中盤以降の話になっていきます。(例)は自分が4/4のミニオンにボーンメアのバフをかけたところです。挑発を壁にしてフェイスに行く手ももちろんありますが、トレードをする理由もあります。具体的には8/8に対する除去(フレイムランス、暗殺など)と沈黙です。これらを使われると大きな損になり、さらに6/6で5/5が倒されます。ではこれらを警戒して8ダメージをあきらめ、トレードするべきでしょうか。双方のライフや手札によるので、一概には言えません。ただ、トレードすることによって防げる被害もあるということは覚えておいたほうがいいでしょう。

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T2‐④ 全体除去(AOE)(重要度C)
(例1)
相手 3/3 
自分 2/1 2/1 3/4 4/4(Z)
5ターン目のボードとします。 「T1‐①有利なトレードをする」に基づけば3/4で3/3を倒すことになります。自分のボードに2/1、2/1、3/1、4/4が残り、ボードは優勢です。攻撃力が合計11点分あるので、次に相手が出すミニオンをすべて倒してもおつりがくる程です。ただし、このボードはドラゴンモーの爆炎竜や卑劣なるドレッドロードなどで全体1ダメージを飛ばされると崩壊します。ではそれを避ける手段はあるのでしょうか。この場合、2/1を2体使って3/3を倒すという選択肢があります。この場合に自分のボードに残るのは3/4と4/4です。合計攻撃力は7と大きく減りましたが、まだ優勢には違いありません。この場合はどちらの選択肢を取るべきでしょうか。これも手札やライフの都合で変わるので、一概には言えません。欲張るのであれば前者、安全に行くのであれば後者を選ぶということになるでしょう。

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(例2)
相手 4/3
自分 1/2 5/4 3/4(Z) 4/4(Z)
(例2)は対メイジの7ターン目のボードです。5/4で4/3とトレードをするかどうかという問題で、テーマはフレイムストライク(以下フレスト)のケアです。5/4と4/3のトレードは不利なトレードにあたるので、積極的にしたいトレードではありません。しかし、フェイスに行きフレストを撃たれると、自軍は全滅し相手に4/3が残ります。トレードをしておけばフレストを撃たれても空のボードで済みます。ここでも直前の(例1)やT2‐③と同様フェイスダメージと安全性の比較になり、明確な正解はありません。

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T2‐X 何をどこまでケアするか
トレードの話から少しそれますが、ケアをするかしないかの基準について少し書きます。ボードが優勢であれば、広い選択肢から最もバランスの良いものを選び、様々なものをケアできるでしょう。しかし、そこまで余裕のないときは、あれもこれもケアすることはできません。ケアすることによってボードが弱くなりすぎるようであれば、相手に別の逆転の手段を与えることになり、勝率を下げることになります。「〇〇ケア」という動きは、ボードが弱くなる損とリスク軽減のどちらを取るかという選択になることが多く、とにかくケアすればいいというものではありません。この点を意識しながら経験を積めば、いずれバランス感覚が身に付き、状況に応じた選択肢を取れる率が上がっていくでしょう。

 

T3 ライフ
T3‐① 自分のライフを守る(重要度A~D)
自分のライフが危ない場合です。自分のライフを守るために、相手のボードの総攻撃力がなるべく低くなるようにトレードを行います。ライフに余裕があるときはこの項目は無視できますが、逆にライフに余裕がなければ最も重要な項目になります。自分のライフに余裕があるのかどうかを正確に判断するのはとても難しく、ここも腕が問われるポイントの一つです。ただ、トレードとは別のテーマとなるので、今回は深く掘り下げることはしません。

 

F フェイスに行く理由
トレード編はどうでしたか。こうして見ていくと、大半の場合はトレードをする理由があるということがわかると思います。では毎ターントレードし続けるのが正解なのでしょうか。もちろん違います。トレードによって失うものもあります。ではフェイスに行くのはどういう場合でしょうか。ここからはフェイス編です。

 

F1 ボード上の要素
F1‐① トレードをする理由が無い(重要度C)
題名通りです。トレードをする理由がなければ、フェイスに行くことで相手のライフを削れます。ただし、この理由に基づいてフェイスに行くケースは多くありません。たいていの場合、何かしらトレードをする理由があります。

 

F2 自分の手札、デッキ
F2‐① 次のターンに除去を撃ちたい(重要度B)
次の自分のターンの動きが限られている場合など、特定の除去カード(主に1~3ダメージの軽い除去)を次のターンで使いたい場合があります。相手がちょうどよく対象となるミニオンを出してくれればいいですが、そうなるとは限りません。そこで、今のターンにトレードをせず除去の対象となるミニオンを残しておけば、次の自分ターンの動きを確保することができる、という場合があるわけです。言い換えると、トレードでボードをすっきりさせることがデメリットになる場合があるということです。ただし、当然相手のミニオンを残すことで発生するリスクもあるので、トレードした場合としなかった場合のメリット、デメリットを比較することになります。

 

F2‐② 手札・デッキが軽い(重要度A)
フェイスに行く理由として最も大きいものがこれです。トレードを多めに行えば当然ゲームは長期化しますが、それに耐えうるだけのバリューを持っていなければ、行き着く先は息切れ負けです。軽いデッキの場合は積極的にフェイスに行かなければなりません。デッキの重さによって、フェイスよりかトレードよりか、あらかじめ方針を決めておくといいでしょう。(デッキが完成してから考えるのも悪くないですが、ピックの中盤あたりからデッキの方針を意識すると、デッキの完成度を上げることができます。) ゲーム中も常に手札と相談し、短期決戦を目指すべき状況になった場合はリスクを負ってでも強引にフェイスに行く必要があります。

 

F3 ライフ
F3‐① リーサルが見える(重要度A)
数ターン以内にリーサルが見込める場合です。この場合、多少リスクを負ってでもファイスに行くことで決着を早め、長期化することで発生する別のリスクを軽減することができます。この理由でフェイスに行く場合、意識するべきはリーサルの確実さ(防ぎにくさ)です。例えば、ハンターのヒロパやパイロブラストなどは回復などの一部のカードでしか防げない強いリーサルです。逆にボードのミニオンによるリーサルは挑発や全体除去でも止まるので、比較的防ぎやすい弱いリーサルです。このようにリーサルの確実さを判断し、それによって取るリスクの量を上げたり下げたりします。

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F3‐② 相手のライフを削る(重要度C)
リーサルが遠い序盤でもフェイスに行く理由はあります。2点や3点でもコツコツと相手のライフを削っておけば、後半に強引にリーサルを目指すことが出来たりします。また、ライフにプレッシャーをかけ続ければ、相手が自分のライフを気にして強気な選択ができなくなることもあります。この効果は軽くはありません。ただし、2点や3点のために大きなリスクを取るのはお勧めできません。逆に7点や8点稼げるのであれば、フェイスに行く価値が上がります。このあたりの判断も複合的なものになるので、非常に難しい要素です。

 

F2‐③ 自分のライフが危険(重要度B)
「T3‐①自分のライフを守る」で書いた通り、自分のライフが危ない場合はトレードが基本となりますが、相手のライフを削ることで勝率を高められる場合もあります。
相手 4/4
自分 4/5 7/7挑発(Z)
このような場合、4/5→4/4と有利トレードを選択することもできますが、自分と相手のライフによってはフェイスに行って4点稼ぐ選択肢もあります。「F3‐①リーサルが見える」と同様に、決着を早めることによって別のリスク(自分のライフが何かで削られる)を軽減することができるからです。相手のヒーローが直接フェイスにダメージを飛ばす手段を多く持つハンター・メイジの場合は特に意識すべきです。

 

・大雑把なまとめ
フェイスに行くと相手のライフを減らせるが、リスクが発生することが多い。
フェイスに行くことで逆にリスクが軽減できる場合もある。

 

・考え方のまとめ
フェイスに行くと何点稼げるか、それによって発生するリスクは何か、それは無視できるレベルか、そのリスクが発生した場合にリカバリーは可能か、総合的に勝率が高まるのはフェイスかトレードか。ターンごとに何の要素を重視すべきかを判断し続けることになります。この記事に書ききれていない事も多くありますし、状況ごとに絞ればさらに細かい要素もあります。似たようなことを繰り返し書いていますが、大事なのはバランス感覚です。このバランス感覚というものをすべて言語化して説明することは困難です。経験に基づく勘が大きな要素をしめるからです。勘を身に着けたいと思うなら、1戦1戦を雑にこなさないように心がけてみてください。時間はかかりますが、確実にプレイの質が高まっていきます。

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・終わりに
今回はここまでです。なるべく具体的な内容を書くように心がけましたが、曖昧な部分も多くなってしまいました。少しでも視野を広げる助けになれば幸いです。長文をお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

※ご質問、ご指摘等はこちらにお願いします。
Twitter https://twitter.com/SA3_HS_Arena
Twitch https://www.twitch.tv/sa3_hs

 

なぜ闘技場をプレイするのか。

「勝ちを目指す上で、闘技場は自由度が高いゲームである」

まずは結論から入ります。僕が思うに、闘技場の魅力は自由度です。闘技場は押し付けられた3枚の中からしか選べないけれど、構築は全カードから好きなものを選べるから、構築のほうが自由じゃないか? と思われるかもしれません。でもそういう話ではないんです。どういう意味かという事を、理由も含めてつらつらと書いていきます。

 

・始めに

僕は中学と高校で将棋部に所属し、大学時代には麻雀にはまり、その後HSに出会いました。HSは旧神リリース直後の2016年4月に始め、最初の3か月ほどは構築を中心に、その後3か月ほどは構築と闘技場を半々に、その後はほぼ闘技場のみをプレイしています。それぞれ本気でやっていた時期は将棋6年、麻雀6年、構築3か月、闘技場3年です。これらのゲームを比較しつつ、闘技場とは何なのかを語りたいと思います。(構築に関してはプレイしていた時期が短すぎるので的外れな感想になっているかもしれません)

 

 ・各ゲームの特徴

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運の要素 ⇒ 少ないほど研究が進む

環境(ルール)の変化 ⇒ 少ないほど研究が進む

競技人口 ⇒ 多いほど研究が進む

プロ化 ⇒ プロ化しているほうが研究が進む

研究の進行度 「 将棋 > 麻雀 > 構築 > 闘技場 」

 

・研究が進むと自由度が小さくなる

研究が進むと、勝率の高い手段が確定し、自由度が小さくなります。ここでいう自由とは、勝つために最善を尽くす上での自由です。研究が進むほど、勝率を高めようとすると選択肢が限られていきます。(奇策の類が封じられいくため。)

①将棋

将棋は特にこれが顕著で、「将棋=暗記が必須なゲーム」です。(当然、暗記以外にも必要な要素はあります。)

②麻雀

麻雀は他の3つと違い4人対戦であるため、駆け引きが複雑です。そこを重視するのであれば、ポーカーのような心理戦を行うゲームとして捉えられるでしょう。ただ、僕は不確定な駆け引き部分を捨てる「先行即リーチ&後手ベタオリ」型の戦略を取っていたせいもあって、「麻雀=期待値計算のゲーム=暗記のゲーム」だと考えていました。

③構築

次にHSの構築です。僕はやるからには勝ちたいと考える人間で、しかもトッププレイヤーのリストを完全コピーするのが面白くなくて、少しいじってしまうタイプの人間でした。初心者の頃からこんな考えでいるとなかなか勝ちきれませんね。4月に初めて5月にはランク2まで登れましたがレジェンドにはなれず、6月もレジェンドにはなれませんでした。もうこのあたりで半分くらい心が折れています。(あまりにも脆い)僕にとっては、「構築はトッププレイヤーのデッキコピーが必須なゲーム」でした。もう少しじっくり取り組めば、違うものが見えたかもしれませんし、実力がついて自己流デッキでもレジェンドになれたかもしれません。ただ、その前に闘技場沼に沈んでしまいました。 

④闘技場

構築の資産稼ぎのために始めた闘技場でしたが、こっちも始めは勝てませんでした。2016年6~7月が平均4.9勝という記録が残っています。そこで闘技場の勝ち方を調べたのですが、びっくりするくらい出てきません。Light forgeにたどり着いてカードの強さを覚えましたが、デッキの組み方やプレイングの攻略情報はほとんど手に入りませんでした。仕方が無いので自分で考え始めたのですが、これが楽しくてずぶずぶとはまっていきました。今ならわかりますが、闘技場はランダム性がとても高いため、一概には言えないことが多すぎるんですね。ピックでもプレイ時のケアor切るといった選択でも、正解が確定していない場面がとても多いです。その場その場で考えるしかありませんが、平均9勝を達成するようになった今でもわからないことだらけです。反省のために負け試合やピック履歴を見返しても、何かを失敗したのか運が悪かっただけなのか判断しかねるケースばかりです。1試合単位で判断がつかないのであればデータを集めればいいのでは、と考えたいところですが、数試合後には全く別のデッキになってしまいます。この「正解のわからなさ」「開拓者魂を持ってジャングルの奥地を探索するような気分」こそが闘技場の最も大きな魅力であると感じます。(今期のようにジャングルの遭難者になると情報の多い構築がうらやましくなることもありますが。) また、闘技場では自分のデッキも相手のデッキも一期一会です。偶然に偶然を重ねた奇跡的な勝ち方や負け方に出会えます。この偶然性の高さも闘技場の大きな魅力です。偶然性の高さは飽きが来るのを防いでくれます。飽きずに積み重ねれば今まで気づかなかったことに気づく機会に恵まれ、より楽しくなっていきます。

 

・最近撮ったスクリーンショット

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コバルト・キュウケツキン

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ドラゴン環境で突然始まるメカメカ大作戦

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新しい生き方は、ショベルフィストでした

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とんでもないものを盗んでいきました

・終わりに

冒頭に書いた「勝ちを目指す上で、闘技場は自由度が高いゲームである」という文言の意味はわかってもらえたでしょうか。運の要素が高いため、開拓が進んでおらず、それゆえに様々な道が選べます。コピーデッキを握る日々に飽きてきた方、自力で道を切り開きたい方に特に相性がいいと思います。闘技場、本気で挑んでみるのも悪くないですよ。平均3勝すれば損はしない設定なので、まずは偶然の出会いを求めて遊びで潜るのも悪くないと思います。後はオススメなのが、本気で始めるにしても遊びで潜るにしても、戦績をメモすることです。数をこなすと少しずつ平均値が上がっていくのがわかるので、楽しくなってきます。

 

・おまけ(闘技場お役立ちサイト)

カードの強さを調べるならHSReplayHearth ArenaLight forgeなどが役立ちます。基本的な考え方を学ぶには佐藤九日堂さんのブログがおすすめです。Twitchに行けば闘技場配信もあります。(僕のお気に入りはういさんクロマメさん蜜柑色さんです。データ派・長考派な方が好みなんですね。たまに見たくなるのはアズモさん。センスを感じるプレイを見せてくれます。) 質問や相談であればせじゅさんのディスコードがおすすめです。闘技場ランカー達と気軽に会話できます。これらを駆使すれば平均5勝くらいまではスムーズに進めるはずです。僕も初心者の頃はLight forge信者でしたし、今はHSReplayにお世話になっています。数か月ごとに環境が一変するこのゲームでは、個人の力で全てを組み上げていくことは不可能ですからね。ただし、これらのデータに頼るだけでは限界があります。そこから先が前述した道なき道を進む探索になります。

【修正版】デュアルクラス闘技場のヒーロー優先順位

デュアルクラス闘技場が始まって1週間が経過したので、先週書いた事前評価から修正した箇所を書いておきます。前回同様、現時点での暫定版です。

※この記事中の優先順位は、HSReplayの勝率・#12勝HSアリーナでの報告数・配信者各位の成績・自分の感覚などを元にして総合的に判断したものです。

 ※ブリザードの調整によってクラスカード出現率が上がったのではないかという説がでています。公式発表がないため真偽は不明ですが、もし本当であれば大きく環境が変わる可能性もあります。

_______________________________________

 1stヒーローの優先順位

  パラ、プリ、ウォリ↑ > ウォロ↑ > ドル、ハンター↓、シャマ

 1stヒーローごとの2nd(ヒロパ)優先順位

パラディン(メイジ、ローグ、ウォロ↑、ドル、プリ、ハンター↓
②プリースト(ローグ、メイジ、ウォロ、ドル、▲パラ、ハンター)
③↑ウォリアー(メイジ、ローグ、ウォロ↑、ドル、プリ、▲パラハンター↓
④↑ウォーロック(ローグ、メイジ、ドル、プリ、▲パラハンター↓
ドルイド(ローグ、メイジ、ウォロ、▲パラハンター↓、プリ)
⑥↓ハンター(ローグ、メイジ、ウォロ↑、ドル、▲パラ、プリ)
⓻シャーマン(ローグ、メイジ、ウォロ↑、ドル、プリ、▲パラ、ハンター)
(メイジ・ローグは1stで取らない)(ヒロパでウォリ・シャマは取らない)

_______________________________________

検討中の要素

・パラヒロパの優先度

  意外とありかもしれない。ヒロパとしての価値は低いが、パラのパワーカードが取れる。優先度をどの程度上げるか?

・ウォロヒロパの優先度

  優秀に見える。暫定的に優先度を上げる。ドルイドヒロパとどちらが優秀なのかは不明。

・1stハンターの優先度

  悪くないと思っていたが、成果が出ていない。理由がわからないので困る。とりあえず暫定的に優先度を少し下げる。

・ハンターヒロパの優先度

  同上

・1stシャーマンの優先度

  自分では使っていないし、配信でも見かけないので不明。ただ、#12勝HSアリーナにはちらほらと報告がある。意外といけるのかもしれない?

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前回検討中だった要素

 ・秘策シナジー翡翠シナジー 

  あまり考えなくて良い。

 ・武器有りヒーローのローグヒロパ優先度

  問題なく使える。

 ・武器有りヒーローのウォロヒロパの優先度

  これも問題なく使える。上にも書いた通り、ドルイドヒロパとどちらが優秀なのかは不明のまま。

【メモ】デュアルクラス闘技場のヒーロー優先順位

・始めに

10/9からデュアルクラスの闘技場が始まるので、事前予想としてヒーローの優先順位をまとめます。という予定だったのですが、完成させる時間が無さそうでして……箇条書きのままですが、せっかく途中まで書いたので公開してしまいます。内容は中級者向けです。また、闘技場の環境は同じカードプールでもブリザードバケット・出現率の調整次第で劇的に変化します。僕自身、新環境に入るときは事前にヒーロー優先度を決めているのですが、いざ始まると数日で大幅に変更することも多く、この記事の信用度は30~50%程度です。

 

※10/17追記 以下の記事で優先順位を更新しました。

https://sa3-hearthstone-arena.hatenablog.com/entry/2019/10/17/143208

 

_______________________________________

・基本(過去2年の経験から考えて、信頼度が高そうな部分)
1stヒーローはカードパワーが高いヒーローを優先する。
ただし、2ndヒーロー(ヒロパ)で取りたいヒーローは1stでは避ける。
ヒロパは1点を出せるローグ・メイジが優秀。次点でドルイド。ハンター・プリーストも悪くないがこれらはデッキの型を選ぶ。(ウォーロックもおそらく優秀。場合によってはローグ、メイジに並ぶ。ただし、環境やデッキによる影響が大きいと思われ、どの程度優先するか考えがまとまっていない。)

鉄板セット
 武器無しヒーロー&ローグヒロパ
 武器有ヒーロー&メイジヒロパ

_______________________________________

・ヒーロー優先順位(ここからブリザードの調整次第)

1stヒーローの優先順位
  パラ・プリ・ハンター > ドル・ウォリ・▲ウォロ > シャマ
  (ローグ・メイジは1stでは避ける)

 以下、各ヒーローの雑感とヒロパ優先順位
( )内はそのヒーローでのヒロパの優先順位
▲は検討中の部分

 

パラディン(メイジ、▲ローグ、ハンター、ドル、▲ウォロ、プリ)
武器が多い
バフが多い
秘策シナジー⇒メイジ・ハンター
型はアグロかミッド

 

②プリースト(ローグ、メイジ、ウォロ、ドル、パラ、ハンター)
AOEが多い
単体除去が少ない
バフ・デバフが多い
ドラゴンシナジー
型はミッドかコントロール

 

③ハンター(ローグ、メイジ、ドル、▲ウォロ、パラ、プリ)
武器が少ない
シナジー⇒ドル
秘策シナジー⇒メイジ・パラ
型はミッド

 

ドルイド(ローグ、メイジ、ウォロ、ハンター、▲パラ、プリ)
AOEがほぼ無い
バフが多い(▲全体バフを見てパラヒロパはありか?)
シナジー⇒ハンター
翡翠シナジー
型はアグロかミッド

 

⑤ウォリアー(メイジ、▲ローグ、ドル、▲ウォロ、プリ、ハンター)
大型挑発は居るが使い勝手のいいAOEが少ない
武器が多い
▲呪文石&ローグヒロパをどこまで見る?
型はミッド(ウォロ・プリでコントロール可)

 

▲⑥ウォーロック(ローグ、メイジ、ドル、プリ、ハンター、パラ)
(他ヒーローでウォロヒロパの優先度を下げるなら1stウォロの優先度を上げられそう)
AOEが多い
▲悪魔?(ヴォイドコーラー)
型はアグロからコントロールまで

 

⓻シャーマン(ローグ、メイジ、ドル、▲ウォロ、プリ、パラ)
AOEは並
武器が少ない
翡翠シナジー
▲型は不明

 

・メイジ(1stで取らない)
AOEが少ない(ドラゴンの憤怒は機能するか?⇒厳しそう)
秘策シナジー⇒ハンター・パラ

 

・ローグ(1stで取らない)
単体除去が多い
翡翠シナジー

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検討中の部分まとめ
 ▲秘策シナジーを狙うか(狙う価値がありそうだが…)
 ▲翡翠シナジーを狙うか(意識しなくて良さそうだが…)
 ▲武器有ヒーローのローグヒロパ優先度(強みである武器の実質弱体化)
 ▲ウォロヒロパの優先度(武器ありヒーローにおけるライフ管理問題)